【阪神】野手13人が異例の1時間バント練習 藤川監督「チームプレーを」巨人3連倒へ準備万端

笑顔を見せる阪神藤川球児監督(撮影・上田博志)

巨人3連倒へ準備万端だ。阪神は6日、甲子園で野手13人が参加する異例の指名練習を行った。

通常の月曜日は、先発投手陣が体を動かすことが主だが、この日は大山や佐藤らをのぞく野手陣が集結。約1時間みっちり練習したのは、バントだった。

若手だけでなく梅野隆太郎捕手(35)、坂本誠志郎捕手(32)ら実績組も集まるのは珍しい光景。順番にバットを寝かせてボールを転がし、緻密(ちみつ)に確認をした。この日は藤川監督も見守り、この練習の意図を「選手にはチームプレーを、明日からチームで戦うぞというところですね」と説明した。

前日5日の広島戦(甲子園)では犠打失敗や落球など、ミスが連発していた。「前日までの反省に見えるかもしれないですけど、実際は違いまして、明日からの東京ドームでの試合に向けた予備練習と言いますか。反省のための練習ではなく、東京ドームでジャイアンツとの勝負が始まりますからそれに向けた練習になります」。同率首位に並ぶ巨人に勝てば単独首位、そして混戦から抜け出す道筋も見えてくる。ここでもう1度チームとしての戦い方を再確認した。

7試合連続で1番に座る高寺も「しっかり試合でできるように準備しました」と引き締めた。指揮官も「今日いい練習になったと思うので、これで明日から、思い切ってまたぶつかっていくということですね」と力を込めて、隙なく敵地に乗り込む。【磯綾乃】