主役の座は譲らない。オールスターのファン投票で、12球団最多6部門を1位で占めた日本ハム。球界のエンターテイナー新庄剛志監督(54)の「イズム」を、年に1度の祭典で発揮する。
一塁手部門で選出された清宮幸太郎は「(22、25年と)2回出て、2回ともMVPを取れているので、ちょっとできすぎかなというところもありますけど。3回目も狙っていけたら」と、2年連続3度目のMVP獲得に虎視眈々(こしたんたん)。昨年決勝まで進んだホームランダービー出場にも意欲的で「(昨年は優勝賞品の)フェアレディーZの(手前の)Yぐらいまではいったんですけどね。取れるものは全部取りたい。強欲に」と、色気を見せる。
清宮幸の大活躍に待ったをかけたいのが、3年連続でパ最多の65万809票を集めた外野手部門1位の万波だ。初出場の23年に2戦連続本塁打を放ちMVPに。「オールスターと言えば、やっぱりホームランしかない。打ってこそ盛り上がる。1試合1本ずつ打ちたい」と、思い描くのは3年ぶりの2戦連発。「MVPを取りたいなと思います」と、宣言した。
他にも、昨季沢村賞右腕でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場したエース伊藤大海投手(28)は、ファン投票初選出。ケガによる無念の出場辞退から2年ぶりに選出された遊撃の水野達稀内野手(25)に、田宮裕涼捕手(26)フランミル・レイエス外野手(31)が“当選”となった。
選手会長の清宮幸は「目立ってナンボなので、ファイターズみんなでオールスターをドミれたら」。「圧倒的に勝ちきる」という決意を込めた今季のチームスローガン「DOMIれ!」のごとく、球宴ジャックで大暴れする。