阪神才木浩人投手(27)が“NPB史上最強”の巨人キラーになった。首位攻防第2戦に先発し、7回5安打無失点。24年7月30日から巨人戦は破竹10連勝となった。オール先発での勝利は才木が史上初めて。「たまたまです」と自身の好投には触れず「打ってもらっているので」と打線に感謝。チームは再び巨人と同率首位に浮上した。
塁をにぎわせてもホーム生還は許さない。1、3、4、5、7回と5イニングも得点圏に走者を背負いながら無失点で切り抜けた。1死で二塁打を献上した4、5、7回はいずれも次打者を空振り三振。「なんかまたランナーがセカンドにおるなと思ってましたけど」。ピンチでも冷静を貫き、約1カ月半ぶりの6勝目を手にした。
高卒2年目の5月27日、甲子園で記録したプロ初勝利の相手が巨人だった。「阪神ファンの方は巨人戦すごく気合入ってるので、毎回すごいなと思いながら投げてます。個人的にはやっぱり初勝利の時はすごく印象に残ってます」。現状の順位を考えれば、今後もシーズンでしのぎを削る可能性が高い巨人戦。阪神にとって才木の存在は心強すぎる。【只松憲】