【阪神】「うれしいコメントが聞こえてきた」復活星挙げた伊原陵人に藤川監督が喜んだこと

巨人対阪神 5回、力投する阪神伊原陵人(撮影・増田悦実)

<阪神-ヤクルト>◇10日◇甲子園

阪神がついに単独首位に立った。9日の巨人戦(東京ドーム)で2ケタ得点の大勝を収めて連勝。同率首位で並んでいた巨人を抜いて、1ゲーム差をつけた。

この日の先発マウンドに上がっていたのは、伊原陵人投手(25)。腰部の張りから約3カ月ぶりの復帰先発で、6回途中4安打1失点。試合をつくり、今季3勝目を挙げた。

阪神藤川球児監督(45)は「やはり緊張感がある中で、痛めていた場所が腰でしたから、そういう部分で徐々に安定感が出てきて、安定感が出てきたころには疲れていましたから、それはまた次回ですけど、本当によく帰ってきてくれた」とねぎらいの言葉。「コントロールが元々いいので、ファウルで少し粘られたところはありましたけど、あのあたりで根負けしないのが彼の良さなので。最後までそれを表現してくれましたね」と続けた。

指揮官は、離脱中の伊原の思いを陰で受け取っていた。「非常に責任感の強い、昨年のドラフト1位の選手なんですけれど。故障で少し抜けている間のことも、本人の中でチームに対して貢献できていないと、こちらとしてはうれしいコメントが、故障の間も聞こえてきましたから、素晴らしい体現を今日はしてくれましたね」。ペナントレースの勝負はここから。不在の時間を取り戻すように、腕を振る。