【阪神】セ連覇へ救世主だ!最速164キロ左腕セベリーノ2軍戦で1回無失点2Kの堂々デビュー

オリックス対阪神 7回裏、阪神2番手で登板するアンダーソン・セベリーノ (撮影・加藤哉)

こりゃ~本物や! 阪神の新外国人で最速164キロ左腕、アンダーソン・セベリーノ投手(31=メッツ3A)が堂々の虎デビューを飾った。10日、オリックス2軍戦(杉本商事BS)に2点リードの7回から来日初登板。1回を1安打無失点、2三振を奪った。「思っていたよりもいい感じで投げることができた。投げられて楽しかった」。日本に来て1週間。上々な仕上がりを披露し、好感触で異国の地での第1歩を踏み出した。

前評判通りのマウンドだった。先頭の河野に対し、あいさつ代わりのオール直球勝負。カウント2-1からこの日最速の157キロ真っすぐで追い込み、最後は真ん中高め156キロ直球でバットの空を切らせた。続く4番杉本には外角低めの曲がり球で空振り三振。実績十分な主砲も抑え、2死一塁では代打シーモアを三邪飛に仕留めた。投じた直球はすべて154キロ以上。実力の片りんを示すには十分な17球だった。平田2軍監督も「スピードも出てたもん。やっぱり速いよ。バッターは嫌だと思うよ」と絶賛した。

リーグ連覇への救世主となるかもしれない。チームは左腕のリリーバーが手薄な状況にあり、10日の試合前時点で救援防御率3・50はセ・リーグワーストだ。ブルペン陣に不安を残し、球団からは勝ちパターンの一角としても期待される。早ければ14日からの9連戦中にも、初昇格する可能性が出てきた。「しっかり練習もできているので。もっともっと上がってくると思います」と頼もしく言った。剛球サウスポーの加入で、猛虎がさらに勢いづきそうだ。【佐藤究】