<日本ハム1-2西武>◇10日◇エスコンフィールド
負ければ3位に転落する、日本ハムとの「2位攻防戦」で、西武は勝った。劣勢の展開だったが、試合終盤に見事にひっくり返した。
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総移動距離6400キロ超に及ぶ12泊13日、西武の“獅のロード”も佳境だ。9日には那覇空港から羽田空港へ飛び、乗り継ぎで新千歳空港へ。2400キロ超、列島縦断で北海道入りした。西口文也監督(53)は「みんな休息というか、睡眠はしっかり取ってくれていると思うので」と、大事な試合でもしっかり動き回った選手をたたえた。
「2週間、いや3週間やな、もうな…」と西口監督はつぶやく。東京→福岡→神戸→大阪→沖縄→北海道と渡ってきた。「チーム状態があまり良くないので、どうやったら上向くかだけを考えているので」という状況で、ようやく本来の接戦勝利をもぎ取った。
武内の力投や桑原の1発が目立つが、終盤にリードを守ったトレイ・ウィンゲンター投手(33)甲斐野央投手(29)の力も大きい。北海道に来たら甲斐野幹事長の音頭で、以前から「中継ぎ会」の宴も計画されていた。こうしてチームの束が強まっていく。長期遠征は1人の時間も、物思いにもふける時間も増える。「みんなけっこう、いい旅してるんやないかな」。いまだ沖縄気分を引きずってかりゆしシャツで取材する記者を見ながら、西口監督はほほ笑んだ。【金子真仁】