<日本ハム8-2西武>◇11日◇エスコンフィールド
西武が連勝できない。10日に日本ハムとの「2位攻防戦」の初戦を勝ったものの、一夜明けたこの日は力負け。再び日本ハムにゲーム差なしに迫られた。
西口文也監督(53)は前夜の試合後、この日先発の高橋光成投手(29)について「自分の中では調子が戻ってきた、と言っていたので。期待しています」と話したが、その期待を裏切った。2回、安打と四球で無死一、二塁となり、郡司のフェンス直撃二塁打、野村と田宮の犠飛でいきなり3点を失った。3回も2死後、レイエスに四球の直後、万波に適時三塁打。際どい判定や抜けたボール球に対し、マウンド上で感情を隠しきれない場面も何度かあった。
それでも4点を追う5回、林安可外野手(29)の3号2ランで2点差に迫ったが、それもひと時のこと。その裏、この日の2打席で手玉に取っていた1番宮崎に追い込みながらもプロ初本塁打を浴びると、続く2番水野にも初球を右翼席への6号ソロに。それでも相手を止められず、さらに1点を失って1死一、三塁となったところで、西口監督は継投を判断した。不調ながら試合前までリーグ1位の防御率1・79だった右腕が、5回途中7失点で、防御率も一気に2・31へ。それ以上に芽生えかけたチームの上昇気流が消える、痛い負けになった。