<日本ハム8-2西武>◇11日◇エスコンフィールド
日本ハム打線が、試合前の時点でリーグトップの防御率1・71を誇った西武高橋光成投手(29)を攻略した。2回無死一、二塁から、郡司裕也捕手(28)の左越え適時二塁打で1点を先制した。順位は3位のままも、再び2位西武にゲーム差なしで並んだ。
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約1カ月ぶりとなる本拠地の大歓声が、心に染みた。郡司が先制&決勝適時打に追加点の内野ゴロと1安打2打点。「やっぱり、いいもんですね。この景色を見るために頑張っているなっていう気はします。モチベーションになりますし、何度でも味わいたい」。西武高橋光攻略のキーマンは、しみじみと久々のお立ち台を振り返った。
2回無死一、二塁から、150キロを思い切り引っ張り、先制の左越え適時二塁打となった。「バントも考えられる場面だったんですけど、ボスが打たせてくれたんで、なんとか期待に応えようと思って打ちました。久しぶりに出た、いい打球だった。今年は得点圏でなかなか仕事ができていないので」と、かみしめた。
5回には1死一、三塁からきっちり二ゴロで7点目をたたきだした。昨季、高橋光を4打数3安打と打ちまくったように、キラーぶりは健在だ。
新庄監督から開幕4番に指名されながら、30試合を過ぎても結果を残せず、1度は“4番失格”となった。6月14日に2軍落ちとなり、今月3日に1軍に復帰したばかり。復活の手応えはあるが「初心を思い出して。立場的にも競争する立場になったと思うので、そういう気持ちをもう1回、思い出して、アピールしながら、勝ちに貢献できるように」と、慢心はない。
本拠地でのヒーローインタビューは、6月9日DeNA戦以来。おもしろトークでスタンドを沸かせるのが通常運転だが、この日は封印。「まだ、ふざけられる成績ではない」。明るい笑顔の復活を、みんなが待っている。【中島宙恵】