<ロッテ3-8オリックス>◇11日◇ZOZOマリン
オリックスが敵地でのビジターでの連敗を6で止め、4位に浮上した。来田涼斗外野手(23)が自身初の2打席連続アーチで躍動した。2回1死一、三塁でロッテ先発ロングと対戦すると、高めのスライダーを強振。打球は右翼スタンドへ吸い込まれた。さらに4点リードの4回無死一塁の第2打席ではカウント3-1からロングの129キロにスライダーに反応。右中間スタンドへダメ押し2号を運んだ。
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新婚のオリックス来田は“落ち着き”という自分らしさを手にした。昨オフ、女子プロゴルファーの鶴岡果恋(26)と結婚。伴侶を得て、シーズンに入った。
「結婚して、去年とは全然違ったシーズンですね。(野球への)思いは、去年よりも強いです」。
高卒6年目、重圧とも戦いながら、冷静に試合に臨むのは過去の教訓が生きた。20年ドラフト3位で明石商(兵庫)から入団し、21年に初打席初球本塁打でデビューしたが、期待に応えられないシーズンを幾度も経験。1軍では打率2割台前半に終わることや、23年に限れば無安打だった。「慌てたり、焦ることがミスにつながっていました」。だが今季は昇格した4月中旬から1軍に居続ける。「失敗を踏まえて、今は慣れてきた部分もあり、落ち着いて打席で(頭の中を)整理できています。(外野守備も)慌てなくなって、いい緊張感でプレーできています」。
練習用具の入ったリュックには、ファンからもらった人気キャラクター「たまごっち」の「まめっち」のストラップを提げる、大きな瞳がチャームポイントの23歳。ファンの瞳に、鮮烈な2本のアーチは強く焼き付いたはずだ。【中島麗】