【阪神】近本光司「1軍の野球の面白さ。その中で野球ができる」9回安打からサヨナラ生還

阪神対ヤクルト 9回裏阪神1死一、二塁、二走近本光司は森下翔太の左前打と左翼手の失策でサヨナラの生還、ウオーターシャワーの祝福に笑顔を見せる(撮影・上山淳一)

<阪神2-1ヤクルト>◇11日◇甲子園

阪神近本光司外野手(31)が2カ月半ぶりに戦列復帰し、いきなりサヨナラ勝ちに大きく貢献した。9回1死から復帰初安打となる中前打で出塁。森下の左前打に敵失がからんで、二塁からサヨナラのホームを駆け抜けた。

「今日、甲子園のグラウンドに立てて、いろいろな思い、感慨深いものもあったけど、2カ月半、離れている間にチームが勝っていたので、自分も貢献できるようにと思っていました。最終的に勝ったのでよかったですけど、1軍の野球の面白さがあったと思う。その中で野球ができるのは楽しいなと」。

4月26日に死球を受けて左手首を骨折。それ以来の1軍合流ですぐに出場選手登録され、定位置の「1番中堅」で先発。久しぶりに聞く「1番センター近本」のコールに、甲子園のファンは盛大な歓声と拍手で歓迎した。

初回、最初の打席は初球からスイングして一ゴロ。3打席ノーヒットで迎えた9回に大きな仕事をした。出塁後、偽走で投手を揺さぶり、四球を誘発。見えないところでも貢献できるのが近本だ。藤川監督は「らしいヒットだし、その後の走塁のレベルも非常に高い。戻ってきて分かる素晴らしい選手」と最大級の賛辞を送った。

チームはまだ65試合も残っている。リーグ連覇へ、役者の再登場が何より心強い。【柏原誠】

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