【阪神】工藤泰成がプロ初勝利!最速163キロの衝撃から一夜 単独首位キープで9連戦へ弾み

阪神対ヤクルト 7回から2番手で登板し力投する阪神工藤泰成(撮影・上山淳一)

<阪神3-0ヤクルト>◇12日◇甲子園

阪神が2カード連続の勝ち越しを決めた。単独首位キープ。13日を挟み、14日からの9連戦に弾みをつけた。

中盤までは拮抗(きっこう)した試合展開だった。先発の村上頌樹投手(28)は立ち上がりから制球に苦しみ、毎回のように走者を背負った。2、3、4回は3イニング連続先頭打者の出塁を許すも無失点。本調子ではなくとも大崩れしないエースの風格を見せた。村上は6回7安打無失点で勝敗はつかなかった。

阪神も6回に2死二塁のチャンス。この試合初めて得点圏に走者を置いたが、近本光司外野手(31)の二遊間への当たりをヤクルト遊撃手長岡秀樹内野手(24)がダイビングキャッチ。0-0のまま終盤に突入した。

試合が動いたのは7回だった。1死一塁で佐藤輝明内野手(27)が先制の18号2ラン。好投していたヤクルト吉村貢司郎投手(28)からバックスクリーン右に鮮やかなアーチを描いた。さらに大山悠輔内野手(31)も左中間への12号ソロで2者連続アーチ。直前に3者凡退に抑えた最速163キロ右腕、工藤泰成投手(24)がプロ初勝利となった。

阪神岩崎優投手(35)(8回を無失点に封じ、工藤のプロ初勝利をアシスト。救援陣としてもうれしい結果かを問われ)「そうですね。おめでとうございます」

◆工藤泰成(くどう・たいせい)2001年(平13)11月19日生まれ、秋田市出身。明桜(現ノースアジア大明桜)、東京国際大を経て、24年に四国IL徳島入団し主に先発で8勝を挙げ最多勝を獲得した。同年育成ドラフト1位で阪神に入団。25年3月7日、球団初となる開幕前の支配下昇格が発表された。趣味は筋力トレーニング。177センチ、82キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸は840万円。

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