【とっておきメモ】阪神佐藤輝明にとってはW祝い バットでも言葉でも母校や高校球児にエール

中日対阪神 ヒーローインタビューを終えファンの声援に応える阪神佐藤輝明(撮影・上山淳一)

<中日2-5阪神>◇14日◇バンテリンドーム

ダブル祝いの日になった。日中は夏の高校野球兵庫大会で、阪神佐藤の母校仁川学院が宝塚東に2-1で勝利。ナイターでは今季2度目の1試合2発で、2発目は6年連続シーズン100安打の節目だった。仁川学院ナインは大先輩の“祝砲”を喜んでいないはずがない。

地方大会開幕に際し、佐藤は日刊スポーツを通じて高校球児にエールを送った。色紙に書いたメッセージは「楽しんで!!」。自身の最後の夏は初戦敗退だったからこそ重みがある。

記者と相談のうえ、メッセージの候補は4つあった。「楽しんで」の他に、全力プレーを呼びかける「思い切って!」、無名だった佐藤輝明少年が一流のプロ野球選手になれたことで自信を促す「可能性は無限大」、穏やかな心を持つ大男ならではの「楽しんだもん勝ち」…。熟考の末にしたためた言葉は「楽しんで!!」だったが、佐藤は熟考を重ねて選んだ。「!」も想定より1つ多く付けた。

母校の夏2勝には「自分たちの野球をやってほしいと思うし、頑張ってほしいですね」と目を細めた。バットでも母校や全国の高校球児にエールを送っていく。【只松憲】