<中日2-5阪神>◇14日◇バンテリンドーム
阪神高橋は7月7日の巨人戦で開幕連勝記録が「10」で止まった。
規定投球回に達している投手では最遅で敗戦投手。記録に表れる形で久々の黒星はよほど悔しかっただろう、と想像したが「そんなことはないです。チームが負けたらいつも悔しいです」と高橋の内心は違った。
だからこそ、自身は勝敗がつかずにチームが負けた4月5日の広島戦、5月13日のヤクルト戦はいずれも6回1失点の好投だったが「悔しかった」。一方で5月22日の巨人戦、7月7日の巨人戦はいずれも7回途中4失点だが、5月は勝って7月は負けた。個人的な反省は残しつつ「同じ4失点で悔しい気持ちが違うなんてことは絶対にない」とりりしかった。
再び連勝へ歩きだした高橋。この日も「どの試合も試合をつくりたいと思っている」と力を込めた。「負けたから、勝ったから、そこに干渉されずに、頌樹(村上)とか才木とか、将司(伊藤)もそうですけど、耕太郎(大竹)もいろんなところでそういう姿を見ているので」。自分の勝ち負けよりも大事なもの。11勝目につながった好投より、チームの今季44勝目を喜んでいるはずだ。【只松憲】