阪神高橋遥人投手(30)が再スタートを切った。前回7日の巨人戦で今季初黒星を喫し、出直しとなった中日戦は8回2失点の好投。4回2死から中日村松に1発を浴び、一時は1点差に迫られた。だが打線の援護が引き寄せた流れを手放さず、ハーラートップの11勝目。投球回も奪三振数も7年ぶりの“100超え”を果たし、キャリアハイにまた近付いた。
8回2死一、二塁の正念場。相手4番のサノーをツーシームで空振り三振に封じ、高橋は絶叫した。「先週の7回の場面と今日の8回の場面が自分の中で重なったのもあったし。最後ツーシームですけど、先週打たれたやつを、その中で頭の中で考えて投げきれたなって思います」と今季唯一の敗戦を振り返った。7日、3-1の7回2死から知念に内野安打を打たれて満塁にされ、坂本に逆転の3点適時二塁打を浴びた。いずれも決め球はツーシーム。前回は攻略された球を勝負球に使い、サノーをねじ伏せた。
6月21日DeNA戦以来3試合ぶりに伏見寅威捕手(36)とのハルトラバッテリーも復活。好リードに感謝しながら「もっともっと力をつけなきゃいけないなって思う場面がたくさんあったんで」と向上心はつきなかった。【堀まどか】