【阪神】新助っ人左腕セベリーノ「心地よく投げられ」持ち味の直球で1イニング完全デビュー

中日対阪神 8回裏に登板する阪神アンダーソン・セベリーノ(撮影・上山淳一)

<中日6-5阪神>◇15日◇バンテリンドーム

阪神の新助っ人左腕、アンダーソン・セベリーノ投手(31)が、完全デビューを果たした。5-6の8回に4番手で登板し、12球で3者凡退。「すごく心地よく投げられましたし、常に準備できていた。こういう経験を何回もしてきたので、結果はよかった」と手応えたっぷりに振り返った。

先頭の福永への初球に投じたのは、持ち味の157キロ直球。右翼森下のジャンピングキャッチでまず1人目を取った。続く尾田はこの日最速158キロから直球を続けて追い込むと、外にスライダーを決めて空振り三振。最後は田中を真ん中に投じた125キロカーブで三ゴロ。剛球プラス多彩でキレキレの変化球で圧倒した。

今月4日に来日し、急ピッチで仕上げて1軍合流。「スピードには満足していますが、アウトを取ることは非常に大事だと思うので、早く追い込んだり、相手に攻めていくという気持ちが大事だと思う」。22年にはエンゼルス時代の大谷を見逃し三振に仕留めた男の本領発揮は、これからだ。

藤川監督も「いい滑り出しになってくれたかなと思いますね。ここからですね」と期待を高めた。助っ人左腕は日本独特の応援文化にも「すごく雰囲気のいい中でやらせてもらいましたし、ファンの人がすごく野球が好きで応援しているという印象はあった」と楽しむ余裕があった。虎のブルペン陣の強力なピースになりそうだ。【磯綾乃】

◆アンダーソン・セベリーノ 1994年9月17日、ドミニカ共和国生まれ。13年6月にヤンキース入団。20年オフにFAとなり、ホワイトソックスとマイナー契約。22年4月にメジャー昇格を果たし、同14日のマリナーズ戦でデビュー。24、25年はメキシカンリーグでプレー。25年オフにメッツとマイナー契約を結んだ。今季は3Aで18試合登板し2勝0敗、20奪三振、防御率1・31。阪神とは単年契約で推定年俸は35万ドル(約5600万円)。背番号97。球種は直球、スライダー、カーブ、チェンジアップ。178センチ、86キロ。左投げ左打ち。

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