【阪神】試合中だけでなくチームを引っ張る佐藤輝明、後輩たちに惜しみなく技術伝授

中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放つ(撮影・上山淳一)

<中日1-3阪神>◇16日◇バンテリンドーム

阪神佐藤輝明内野手(27)が逆転の21号2ランを放ち、首位を守った。

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佐藤は後輩たちに惜しみなく、自分の持てる技術を伝えている。この日の試合前練習が始まる頃。グラウンドでプロ2年目の嶋村から、声をかけられた。「どんな感じで打ってるんですか?」。すると佐藤は、嶋村の左肩付近を触りながら、身ぶり手ぶりでアドバイス。すぐには終わらず、何分もかけて親身に教え続けた。

嶋村は助言について「そこは内緒ですね」と詳細を明かさずも「体の使い方ですね」と説明した。今季開幕前に支配下契約を勝ち取り、主に代打でのびのびと活躍を続けてきたが、2日の再昇格後は出場4試合で無安打。苦戦する姿に手を差し伸べた。

これ以上ないお手本となる先輩。同じ左打者の後輩は「聞ける時は聞きたいです」と信頼を寄せる。嶋村への助言は手助けに、と問われた佐藤は「そうですね、はい」と短い言葉だったが、それこそが頼もしい。試合中だけでなく、様々な形でチームを引っ張っている。【磯綾乃】