【とっておきメモ】いつも笑顔の巨人笹原操希は「落ち込んだりしない」ミスを挽回する決勝2ラン

ヤクルト対巨人 7回表巨人2死一塁、右越えに2点本塁打を放ちポーズを決める笹原操希(撮影・たえ見朱実)

<ヤクルト1-3巨人>◇16日◇神宮

巨人が終盤に競り勝って2連勝。主役となったのは笹原操希外野手(22)だった。1-1の7回2死一塁、ヤクルト丸山翔の直球を右方向へ運んだ。スライスして切れていく打球はポール際の右翼席へ着弾。9試合ぶりの2号2ランに満面の笑みでホームに帰ってきた。5回1死から死球で出塁するもけん制死した失敗を、打撃でカバーしてみせた。

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笹原はいつも笑っている。先輩たちからいじられてもニコり。取材中も、話しながら自然と口元が緩む。元気なあいさつをしてグラウンド入りするのが習慣だ。「暗いときはないです!」。言い切るその一言は頼もしかった。

練習中は積極的なコミュニケーションを欠かさない。試合前練習では、ウィーラー打撃コーチに自ら声をかけるのが日課だ。「スイングどう? って聞くと、『大丈夫』って言ってくれます。何かあれば、それを引き出しにしています」。時には橋上監督代行に質問を投げることもある。明るく素直な性格があってこそ、打撃のためなら誰にでも話しに行く。

試合中も同じだ。「落ち込んだりしないんですよ。4打席連続三振したとしても、まあいっかって(笑い)」。失敗しても引きずらない。それが信条だ。5回にけん制で刺された。自ら好機を失ったが、7回の打席では初球から迷いなくバットを出した。常に前を向く姿勢でミスを取り返した。

お立ち台では「めちゃくちゃうれしかったです! 」と照れた。チームに白星をもたらすとびっきりの笑顔だった。【北村健龍】

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