<広島2-4阪神>◇19日◇マツダスタジアム
「5人目の男」がいれば破壊力は倍増する。阪神立石正広内野手(22)が1軍復帰後2試合目で初打点。2点を先制された直後の4回。1死一、二塁でフルカウントからの甘いツーシームを痛打した。マウンドの土手に当たっても勢いが落ちない強烈な打球が抜け、二塁走者を迎え入れた。これが反撃の合図となった。
「先輩方にチャンスでつないでいただいた。1打席目のいいイメージを持って打つことができてよかったです」。前日18日に約1カ月半ぶりに再昇格。さっそく1安打を放ち、この日も2回の第1打席で前日に続くチーム初安打の中前打。2軍降格前には打席で自分のスタイルを見失っていたが、本来の積極的な好球必打が復活した。
「いつもクリーンアップ中心に点が入っているので、こういうところで1本打ちたいなと思っていました。冷静に、欲を出さずにいい打席が送れたと思います」と手応えたっぷりの中前打2本だった。
18日に初めて実現したドラフト1位クインテット(5人組)の同時先発。近本、森下、佐藤、大山に続く「末弟」の存在感も高まっている。【柏原誠】