【西武】蛭間拓哉-西川愛也の彩の国ラインで決めた ひと振り完結の大砲いなくても全員で強くなる

楽天対西武 勝利を喜び合う、左から西武蛭間拓哉、高橋光成、西川愛也(撮影・野上伸悟)

<楽天3-6西武>◇19日◇楽天モバイル最強パーク

2位西武が連敗を止め、追いすがる3位日本ハムをかわした。7回、相手2番手の藤原に蛭間拓哉外野手(25)が二塁打で出塁すると、続く西川愛也外野手(27)が右中間へ適時三塁打。さらに小島の犠飛で1点を加え、勝ちパターンへつないでいった。

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連敗ストップへの安全圏に持ち込んだ彼らが、本当は西武のシンボルにならねばならない。1点リードの7回先頭、蛭間が楽天藤原から左翼線へライナーを打った。切れそうな弾道がフェアゾーンに残って二塁打。続く西川のリーグ2位タイ今季4本目の三塁打で、貴重な追加点になった。

手を絞り込んで構え、バットと一体で振り抜く。蛭間は「直球にさされ始めたので手をうまく使う意識を強めています」と練習時から話し、さっそく結果につなげた。3回も蛭間の犠打後、西川のしぶとい適時打で先制。いつぞや「浦学対徳栄です。見ておいてください」と蛭間は言った。埼玉の強豪校出身、学生時代からの有名選手。ともに苦心しながらのプロ生活だが、球団は彼らがスターになると信じて上位指名した。

強打者不足に悩んだ西武は、花巻東時代の佐々木麟太郎の1位指名を本格検討した時期がある。最後は投手優先のチーム作りを決め、そこも成功した。ひと振り完結の大砲がいなくても、信じてつなげば“ビッグチェーン”になる。この日で暗黒の24年のシーズン白星を超える、50勝に到達。全員で少しずつ強くなる。【金子真仁】

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