【阪神】警告試合となるも藤川監督「両チーム死球多かったけれど…カープもタイガースも前向いて」

広島対阪神 8回表阪神2死二塁、死球を受けた大山悠輔のもとに向かう藤川球児監督(撮影・岩下翔太)

<広島2-4阪神>◇19日◇マツダスタジアム

阪神藤川球児監督(45)が、警告試合となった同戦後に口を開いた。

この日は2-2で迎えた8回2死一、三塁で、佐藤輝明内野手(27)が広島ハーンから左中間へ勝ち越しの2点適時二塁打。その直後、打席に立った大山が死球を受けると、両軍の監督や選手がグラウンドに入り乱れ、球場は一時騒然。責任審判により、警告試合が宣告された。

これが今カード4死球目だった。試合後、藤川監督は落ち着いた声色で言及した。

「確かに両チーム、デッドボールも多かったけれど、本当のことを言えばね、野球界をいかに長く残していけるかっていうのが実は今一番問われているところがありまして。戦いはするんだけど、新井監督もそうだし、広島のコーチの方々も僕らも選手としてやってきましたから、本当の気持ちっていうのは野球界をこれから先に残していきたいっていうのが一番強いですから」

グラウンドを離れれば、野球界の仲間。グラウンド上では、藤川監督と新井監督が互いの背中に手をやるシーンもあった。

「グラウンドを離れればみんな新たに、前向きに進むというのが野球の素晴らしさだと思うので、カープとタイガースもまた明日以降、前向いて戦っていかなきゃいけないし、もちろんゲーム中は争うことはあると思います。1つのね、野球界の大きなニュースにはなるかもしれないけれども、本音は野球を、プロ野球、アマチュアの野球も残していくというのが一番の重責ですから。また、12球団含めて、とにかく野球界を伸ばせるように頑張りたいと思います」

取材の最後には「明日いいゲームしましょう」と締めた。“ノーサイド”で、再びグラウンドに向かう。