【西武】選手もコーチも“ほぼ未経験”ブルペンデーで勝利「いろいろ勉強になった」豊田コーチ

楽天対西武 西武先発のエマニュエル・ラミレス(撮影・野上伸悟)

<楽天4-5西武>◇20日◇楽天モバイル最強パーク

2位西武が“ほぼ未経験”のブルペンデーで、見事に楽天に勝利した。来日初先発のエマニュエル・ラミレス投手(31)が2回を無失点にし、勝ち試合としては今季最多の計8投手の継投でリードを守り切った。西口文也監督(53)は「全員で行きます」と宣言していた総力戦を制した。

豊田清1軍投手チーフコーチ(55)も「本来の先発投手を短めイニングにした試合はあったけど、ブルペンデーみたいなのは自分も初めて」と試合前に話した。「選手たちは興味あるかもしれないけど、こっちは全然」と誰に勝利投手の権利を回すかも“ほぼ白紙”のまま試合を始めた。

5回に3番手で投げた黒田が乱れ、中軸相手の6回は篠原が計40球と苦しんだが「これだけ投げれば誰か調子悪いのは十分ありえるし。今日のブルペンデーはいろいろ勉強になったよ」と豊田コーチが振り返る熱戦を、甲斐野が締めた。今季すでに2度の「中継ぎ会」の宴を開催したクローザーが、いつもより思いのこもったバトンの重みに負けず、1点差の9回を3人で締めた。「投手はもちろんですけど、打ってくれて、暑い中を守ってくれて。みんなの力だなって、めちゃくちゃ感じました」。明白な戦略を強いての勝利。勢いづいて本拠地に戻る。【金子真仁】

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