<ソフトバンク1-2オリックス>◇21日◇みずほペイペイドーム
オリックスが土俵際で踏ん張った。投打が絡んで虎の子1点差を死守。敗れれば前半戦前の89試合目で、自力優勝が消滅する危機を回避した。
◇ ◇ ◇ ◇
アンダーソン・エスピノーザ投手(28)が今季最多116球を投げ、自己最多9勝目を挙げた。「逆転優勝を目指してがんばろうと強い気持ちで投げた」。来日初の2ケタ勝利に王手。その先には最多勝などの初タイトルも視野に入れる。お立ち台では博多弁で「みんなー。愛しとうよ」と日本語であいさつも入れた。
右腕の快進撃を支えているのが、2月に生まれた長男ケンゾウ君だ。まだ5カ月の0歳児。自宅では夜泣きもするという。「父親になるっていうのは、自分が決めたこと。奥さんが眠れるときは寝てもらって、僕がケアするときはケアして、協力しながらやってます。子供が夜泣きするからと言って、それが自分のパフォーマンスに影響することはないと思ってます」。6月に息子が来日してからは、ユニホームを脱ぐとイクメンパパを続けている。
22日には、長男が待つ関西へ帰る。「ケンゾウが笑ってくれたら、それがすべて、いい自分の力になります」。今季の目標にシーズン15勝を掲げる右腕に、後半戦へ向け最高のエネルギーが注入される。【伊東大介】