<ソフトバンク22-2オリックス>◇22日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンク先発のカーター・スチュワート投手(26)が打線の大量援護に守られ6勝目を手にした。球宴前の前半戦最終マウンド。7回112球は今季自己最長&最多。味方打線が4回までに20安打16得点と強烈援護し、イニング間のインターバルも長くなったが、集中力を切らすことなく投げきった。
「序盤から野手の方が大量援護してくれた中で、やっと自分の仕事ができたと思います」。大粒の汗を流しながらマウンドで奮投した助っ人右腕は、満足そうに投球を振り返った。
立ち上がりの不安は解消されたとは言い切れなかった。初回、先頭からあっさり2死を取りながらオリックス西川、太田に連続二塁打を許し1点を先制された。後半戦も先発ローテを守り切るためには、さらに安定した投球を首脳陣に見せつけたいところ。3者凡退に切ったのは3回と7回の2イニングだけ。走者を背負っても2失点で何とか切り抜けたあたりには先発としての意地も感じられた。
試合後、大勝ゲームに王貞治球団会長も「すごい試合だったね」と目を丸くしていたが、大味な展開でマウンドに立つ投手については「とにかく自分の投球をしっかりやるだけだからね」とうなずいた。ここまで5試合連続でイニング途中の降板が続いていたスチュワートは自信回復の白星になったようだ。「ここからいい投球が続けられるように頑張っていきたい」。ターニングポイントの1勝にするつもりだ。