【阪神】頼むぞ才木浩人 巨人と首位攻防3連戦で先陣「興味ない」個人記録よりチーム勝利求める

キャッチボールで汗を流す阪神才木浩人(撮影・白石智彦)

セ・リーグ首位の阪神が前半戦最後の首位攻防戦に挑む。

24日から1ゲーム差の2位巨人を甲子園に迎え入れて3連戦。第1戦は対巨人10連勝中の才木浩人投手(27)が先発し、2戦目は伊原陵人投手(25)、3戦目は村上頌樹投手(28)をたてる。今カードは1勝すれば球宴前の首位ターンが決定。才木ら先発陣は甲子園で投手指名練習に参加し、決戦に備えた。

  ◇  ◇  ◇

いつにも増して重要な「伝統の一戦」になる。現在セは阪神と巨人に首位ターンの可能性があり、ゲーム差は「1」。首位阪神が1歩リードの状況で首位攻防3連戦が行われる。第1戦で先陣を切る才木は「首位攻防らしいですけど、あんまり関係ない。いつも通りのピッチングができたら」と冷静に意気込んだ。

巨人戦は24年7月30日から10連勝中。今季も4試合先発し、1完封を含む3勝0敗、防御率1・37と好相性ぶりを発揮している。オール先発での10連勝はすでに才木が史上初だが、24日に勝てば62~63年に権藤博(中日=日刊スポーツ評論家)が記録した中継ぎ含む11連勝の最長記録に並ぶ。 右腕は「あんまりそういうのは興味ないっすね」と笑いながら記録に無関心だったが、勝利は色濃く見据える。「あくまで自分のピッチングが主体。相手の反応を見たり傾向を見ながら配球とかを変えていけたらいいかな。自分のボールが投げられるようにってことだけを考えています」と口元を締めた。

7勝4敗、防御率2・77で前半戦ラスト登板を迎えた。宿敵巨人に勝ってオールスターブレークを迎えられれば個人もチームも上昇気流に乗れる。「ラスト最後3つっていうところでの1発目。しっかりチームが乗れるようにゲームが作れたらいいかなと思います」。3連戦で1勝でもすれば同率首位ターン以上が確定。闘志を燃やす剛腕が甲子園を熱狂させる。【只松憲】

◆巨人戦11連勝なら最長 才木は24年7月30日から巨人戦10連勝中。巨人戦で10連勝以上は史上5人しかいない記録で、先発勝利だけの10連勝は才木だけ。11連勝すると、62~63年に権藤(中日)がマークした最長記録に並ぶ。才木は13試合で2完封(1度はコールドで7回完封)を含む10勝で、連勝中は防御率1・66。一方の権藤は登板12試合で11勝。2完封を含む完投勝利が8度もあり、防御率1・36。

阪神才木浩人-巨人ウィットリー、中日柳裕也-DeNA東克樹ほか/24日予告先発