<ソフトバンク6-5オリックス>◇23日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンクがサヨナラでオリックスに連勝し、4カード連続勝ち越しを決めた。9回1死一、二塁で抑えの杉山一樹投手(28)が、オリックス紅林に同点3ランを被弾。その裏、1死満塁で代打柳田悠岐外野手(37)が中堅フェンス付近までサヨナラ打を運んだ。
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破壊力満点のリードオフマンのバットが流れを変えた。ソフトバンク正木智也外野手(26)が2戦連続となる14号2ランでビハインドの展開をひっくり返した。1点を追う5回無死一塁。好機で初球から思い切りバットを振った。オリックス先発山口のストレートを狙いすましたように振り抜くと打球は中堅左のテラス席に弾んだ。
「前の打席では(野村)勇さんが作ってくれたチャンスを生かすことができず、悔しさが残ったが、再び勇さんのチャンスメークで絶対に打つんだというリベンジの気持ちでした」
3回の第2打席は先頭打者の9番野村が二塁打で出塁。絶好の得点機で空振り三振。初回の第1打席でも空振り三振に倒れていただけに、雪辱の一振りが文字通り大きなアーチを描いた。打球速度172キロの快音を響かせた1発だったが、手応えはなかった。「センターフライかな、と思ったら(中堅の)打球の追い方が違っていたので、あれっと思って。ホームランになって僕もびっくりしました」と苦笑いした。
開幕こそ出遅れたが、5月中旬の1軍昇格から51試合目で14発。「不動の1番」として首位快走のチームに大きく貢献している。「ここまで(ホームランを)打てるとは思っていなかったが、いいペースで打てているので、これからも力まずにいいスイングをした結果がホームランになるようにやっていきたい」。頼れるリードオフマンはしっかり自分を見つめている。
ソフトバンクの前半戦首位が決まった。
◆ソフトバンクの首位ターンは24年以来22度目(前後期制の73~82年は除く)。過去21度のうち優勝が13度でV確率は62%。球団名がソフトバンクとなった05年以降は過去7度のうち優勝が3度と、V逸の方が多いが、今年は逃げ切れるか。