日本野球機構(NPB)は25日、野球日本代表「侍ジャパン」のトップチームの監督にロッテ元監督で野球解説者の井口資仁氏(51)が就任することを発表し、都内のホテルで就任会見が行われた。
5月末に井端弘和前監督(51)が、契約満了で退任。次期監督の選考にあたり、NPB関係者は理想の監督像として「MLBを経験していること」「国際大会を経験していること」「データに強いこと」などを条件に挙げる中、18年から5年間ロッテで監督を務めた井口氏は、条件に合致する人物だった。
11月に開催されるアジアプロ野球チャンピオンシップから指揮を執ることになる。オーストラリア、台湾、韓国の4チームが出場。出場選手資格は2002年1月1日以降生まれの24歳以下、または入団3年目以内の選手、オーバーエージ枠として、29歳以下3選手の出場が認められる。
井口監督は「大変、光栄に思うと同時に、責任の重さを感じています。日本らしい緻密さ、粘り強さ、挑戦する姿勢を示していきたいと思います。野球を通じて、夢や希望を届けていきたいと思っています」と決意を語った。
侍ジャパンでは、初のメジャー経験者の監督が誕生した。ドジャース大谷翔平投手(32)も出場に意欲を見せる28年ロサンゼルス五輪での金メダル獲得へ向け、MLBにも太いパイプを持つ井口氏の存在は、大谷らメジャー組の招集交渉や編成面においても大きな力となる。