<オリックス5-3ロッテ>◇24日◇京セラドーム大阪
オリックスが2連勝で、本拠地でのロッテ戦を8戦8勝とした。後半戦への勝率5割以上でのターンも決めた。
3番手捕手が連勝を引き寄せた。3-3で迎えた7回1死走者なし、福永奨捕手(26)がロッテ3番手、中森のカウント1ボールからの147キロ直球を振り抜くと、打球は左翼スタンドを軽々と越えた。今季初アーチで1年ぶりの通算2号に歓喜のガッツポーズもなし。静かにダイヤモンドを回った。
「最後までしっかりやり切った中でっていうのはある。この点差で満足してなかった。気を引き締め直さなきゃいけないな」。若月、森友がベンチ発進の中で扇の要としての責任感を見せた。
6回守備では代打佐藤のファウルを追い一塁ベンチへ飛び込み、治療でベンチに下がったが、グラウンドに戻ってマスクを被った。「(攻守で)食らいついていかなくちゃいけない立場。必死さが本塁打にもつながったと思う」。
5年目の26歳は、2試合連続先発マスクをかぶり攻守で勝利を導いた。岸田護監督(45)も「びっくりしましたね。すごい当たりでした。いろんな策を考えリードしてくれた」。後半戦での反攻へ向け、守備の要に役者が増えたことを素直に喜んだ。