【侍ジャパン】井口資仁新監督「恩返し。使命」「メダルを監督としてとりたい」/一問一答

就任会見に臨む侍ジャパン井口資仁監督(撮影・足立雅史)

日本野球機構(NPB)は25日、野球日本代表「侍ジャパン」のトップチームの監督にロッテ元監督で野球解説者の井口資仁氏(51)が就任することを発表し、都内のホテルで就任会見が行われた。

井口監督の就任会見一問一答は以下の通り

-オファーを受けた時の心境、快諾の理由

オファーをいただいた時ですね、名誉あることで光栄に思いました。私も野球人生を通じて本当に多くの方々に、育てていただきました。またその恩返しをするのがこの侍ジャパンだと思っています。野球の発展、そして、次世代へつなぐってことも私の使命だと思いますので、その中でオファーを引き受けさせていただきました。

-そこはもう迷いなく

そうですね。ユニホームを脱いでからの数年というのは野球振興ってところにしっかりと関わっていきたいという思いがありましたので、そこがこの侍ジャパンというところにつながったと思います。

-外から見る立場として、近年のプレミア12、WBCでの侍ジャパンの戦いぶりはどのように感じた

日本の一番の良さはチーム力だと思っています。その中で勝つ、負けるというのは別として、課題、収穫があった大会だったと思います。その課題、収穫を次につなげていくのも私の使命だと思いますので、しっかりそのあたりを次回大会に生かしていけたらと思います。

-もう一度侍ジャパンが世界一になるために必要なこと、課題は

まだ監督に就任したばかりですから、そのあたりをいろんなヒアリングをしながらしっかりと詰めていきたいと思っております。

-頂点を目指す上で一番大事なことは

代表チームですから、やはり日本らしい戦いがいかにできるかということだと思います。その中ではデータだったり、いろんなことも含めて、くると思いますので、しっかりと準備ってところを大切にしたいと思います

-監督として目指す侍ジャパン像は

強いことはもちろんですが、それ以上に日本の野球を体現できる、そんなチームを作っていきたいと思ってます。全員が役割を理解して1つのアウトだったり、1つの進塁、1球への執念というのを積み重ねられる、そんな集団を作っていけたらと思っています。

-自身もアトランタで銀メダルを獲得。オリンピックへの思いは

私はちょうど、選手として30年前ですね。アトランタ・オリンピックに出場させてもらって銀メダルをとらせていただきました。またこの侍ジャパンで監督という機会をいただいて、次回ロスではまたメダルを監督としてとりたいという思いです。

-その後はWBC。井口ジャパンの目標は

もちろん、侍ジャパンは世界一を狙っていくチームだと思いますが、まずはWBCより先にオリンピックがありますので、まずはオリンピックの出場権をとってオリンピックでしっかりとメダルをとるというとこを目標にやっていきたいと思います。

-3月のWBCの結果を踏まえて。まだまだ伸びてくるんじゃないかと思った選手は

個人名ってところは控えさせていただきたいと思いますが、今の日本プロ野球の中でもかなり成長している若手もたくさんいます。そういう若手をこれから、しっかりと侍ジャパンに招集して、経験を積ませていずれオリンピック、WBCといけたらいいなと思っています。

-アジアプロ野球チャンピオンシップが初陣。出場する韓国、台湾、オーストラリアという各チームに対しての印象

ここ最近アジアの野球のレベルというのは上がってきてると思います。その中で、日本らしい野球をすれば、しっかりと勝てるとは思っています。11月のメンバーっていうのは、まだこれから選考しますので、そこの中で、侍ジャパンとして勝ち抜けるメンバーをしっかり選考して、その中でアジアの中でしっかりトップをとっていきたいと思っています。

-大谷翔平や村上宗隆の活躍をどのように感じているか

もちろんMLBで活躍している選手というのは本当に日本の宝だなと思っています。その中でオリンピックにしっかりと参加していただいて日本のチームを引っ張っていってほしいという思いは今あります。

-日本らしさ、新しさとは具体的に。また日本らしさに変化もあったか

今までの日本の戦略というところが今世界に通用するかというと、それはそうではないと私は思っています。その中でただ日本らしい緻密(ちみつ)さだったり、粘り強さ、挑戦する姿勢というのはこの何十年変わらない姿勢だと思っていますので、そこも含めたところでこれからいろんな戦略を練りながら、日本らしさというところを出していきたいなと思っています。

-大リーグや五輪での自身の経験で日本らしさが必要だと感じたのか

そうですね。やはり結束力というところは世界の中で私は日本が一番だと思っていますので、結束力の中から生まれてくるものだと思います。

-結束力を高めるために

これはやりながらチームを1つにまとめていくというのがまず私の仕事ですし、選手たちの個の力を最大限に引き出すというのが私の力ですから。チームの中でそれは私がつくっていくものだと思っています。

-今後の視察スケジュールなどは

今後の日程に関しては事務局と相談させてもらいながら12球団しっかり回って球団、そして監督さんにもあいさつをさせてもらいながらいきたいと思います。できるだけ早い段階でMLBの選手にも声をかけて、また前回大会のヒアリングを個人的にもしたいなと思っています。

-五輪予選を勝ち抜く厳しさはどのように感じているか

もちろんオリンピック出場までの厳しい道というのは覚悟の上だと私は思っています。その中でまずはアジアのナンバー1を取るということが最大の目標だと思っていますし、そのために来年のプレミアに向けていろいろな選考も含めてこれからしっかりとやっていきたいと思っています。