<中日5-1DeNA>◇26日◇バンテリンドーム
中日が前半戦最後の一戦を白星で飾り、2カード連続の勝ち越しを決めた。ナイターでヤクルトと対戦する5位広島が敗れるか引き分ければ、5月9日以来78日ぶりに5位へ浮上する。
井上一樹監督(54)は「我慢の試合の中で、金丸がよく粘りました。板山が本当に期待に応えてくれて、後半に点を取れたいいゲームだったと思います」と前半戦ラスト勝利に胸をなでおろした。
打線は3回、石伊雄太捕手(25)がDeNA先発尾形から左中間スタンドへ6号ソロを放ち先制。しかし直後の4回、先発金丸夢斗投手(23)が宮崎に左翼スタンドへの同点ソロを浴び、試合は振り出しに戻った。
その後は尾形を相手に2度得点圏へ走者を進めながらも、あと1本が出ず。
それでも8回、DeNAの勝ちパターン宮城を攻略。2死満塁から2試合ぶりにスタメン出場した板山祐太郎内野手(32)が、前進守備の中堅手の頭上を越える走者一掃の中越え適時三塁打を放ち、一気に3点を勝ち越した。さらに福永にも左前適時打が飛び出し、5点目。最終回は守護神松山が締めた。
金丸は約1カ月ぶりの白星こそならなかったものの、失点は被本塁打による1点のみ。7回1失点と好投した。
オールスター前の一区切りとなる前半戦を終え、「やきもきさせてしまったこの前半戦に私も責任を感じていますし、選手たちも『こんなはずじゃなかった』と首をかしげる選手もいっぱいいると思う。そこをみんなでこう『よし、よし』とうなずいて。時には笑顔が出るような試合を増やしていきたいなと思います」と井上監督らしく、明るく前を向いた。