中日井上一樹監督(55)が27日、名古屋市内の親会社でもある中日新聞本社で大島宇一郎オーナー(62=中日新聞社社長)への前半戦終了の報告を行った。前半戦は94試合38勝55敗1分け、借金17の最下位。
7月は12勝10敗、残り1試合を残して月間勝ち越しを決めた。
今季は開幕前に主力の上林誠知外野手(30)、松山晋也投手(26)、ジェイソン・ボスラー外野手(32)、開幕後に新助っ人のアルベルト・アブレウ投手(30)、橋本侑樹投手(28)、岡林勇希外野手(24)、ミゲル・サノ-内野手(33)らが離脱となり、故障者が続出した中で、なんとか新戦力を発掘しながら、1試合ずつ戦ってきた。
オーナー報告を終えた井上監督は「まずもって、オーナーをはじめとして、球団関係者、ドラゴンズファンの方々、たくさんの方に前半戦の特に前半、勝利を届けられず、やきもきさせてしまい申し訳ないというところの、お詫びをさせていただきました」と謝罪。オーナーからは「チームの状況が落ち着きつつあるというような形を、おっしゃっていただきました。前半戦はなかなか歯車がかみ合わなかった試合から、立ち直りつつあるので、そこでまたアクセルを踏んでくれという話です」と激励を受けた。
後半戦へ向けて「借金を返すのは1つずつですけども、負けが込んでしまったという言い訳をするつもりはございません。立て直し、挽回をする、借りを返すという気持ちを持って後半戦に向かっていきます」と力を込めた。
球団を通じて発表されたオーナーのコメントは以下の通り。
「開幕前からシーズン序盤にかけて、主力選手にけがや想定外の不調が相次ぎ、負け越し17、リーグ6位と苦しい前半戦になりました。一方、その選手たちが徐々に戦線復帰し、打線の形、投手陣の勝ちパターンも定まった7月は、1試合を残して月間勝ち越しを決めました。ここまで本塁打はリーグ最多、失策はリーグ最少と好材料もあります。
3位までは7ゲーム差。簡単ではありませんが、この上り調子を加速させられれば浮上の可能性は十分にあると考えています。さまざまなデータを詳細に分析すると、今のドラゴンズにはリーグ上位の戦力がそろっています。井上監督にはチーム全体が有機的に機能するよう、マネジメントをお願いしたところです」