【ソフトバンク】小久保監督「後半のプラス材料はモイネロ」リーグ3連覇へ向け戦列復帰に期待

小久保監督(右)とハイタッチするモイネロ(2025年6月27日撮影)

ソフトバンク小久保裕紀監督(54)が、福岡移転後初のリーグ3連覇へ向け「後半戦のプラス材料はモイネロ」と昨季MVP左腕の戦列復帰を期待した。

前半戦を58勝34敗1分けの貯金24、2位西武に5・5ゲーム差、3位日本ハムに6差と独走態勢で終えた。それでも「課題は先発。ここがしっかりしない限りは8月、9月の戦いは苦しくなる」と、先発陣の整備を急ぐ。

その中で左肩違和感などでここまでファーム調整が続いているモイネロに復帰のメドが立った。「順調にきている。ここまで立ち上げはうまくいっている。後半のプラス材料はモイネロ。後半戦、何登板できるか分からんけど、彼が貯金をつくれば優勝に近づく」。23日には2軍で実戦復帰し3回59球1失点。「すぐに1軍ということはない」と2軍で登板を重ねるが、早ければ8月にも復帰する。終盤戦やポストシーズンに、これ以上心強いものはない。

開幕投手の上沢直之投手(32)、前半戦9勝の大津亮介投手(27)、開幕から無傷8連勝の前田悠伍投手(20)は安定も期待の徐若熙投手(25)は腰を手術し離脱、昨季13勝の大関友久投手(28)も不振で、日本ハムに移籍した昨季14勝で最多勝有原航平投手(33)が投げた175イニングの穴は「埋まっていない」と指揮官は厳しい。シーズン途中に先発転向した上茶谷大河投手(29)には「チャンス。このままつかむかも」と期待を寄せた。

この日3人の投手を育成から支配下登録した。小林樹斗投手(23)、張峻瑋(チャン・ジュンウェイ)投手(20)は先発だ。「投げ抹消をつかいながら7、8人になる。モイネロが帰ってきたら変わるかな」。先発陣安定のカギはモイネロが握る。【石橋隆雄】