NPB(日本プロフェッショナル野球機構)のオーナー会議と「日本プロ野球選手会」が28日、初めて会談の場を持った。12球団の選手が集まるオールスターに合わせ、都内のホテルで執り行われた。選手はソフトバンク近藤健介会長(32)をはじめ、各球団の選手会長らが集結。30人以上が出席した。
対立の過去もある中、競技人口減少や米大リーグとの選手年俸差の拡大など、互いに危機感を抱く。野球振興くじの導入などを含めたプロ野球事業、裾野の拡大へ、連携を深めていくために、選手会側からの働き掛けでプロ野球史で初の機会が設けられた。
会談後、巨人山口寿一オーナーは「いろいろな話ができて有意義だった」と振り返った。くじに対する選手会の反応を問われると、「肯定的に受け止めてくれているんじゃないかと思いますけどね。ただし、いろいろ気をつけなければいけないことはたくさんありますよね。誤解されないようにしないといけない。誹謗(ひぼう)中傷対策が重要だと思っています」と見据えた。導入時期の検討については「それはまだないですね」と述べた。