<マイナビオールスターゲーム2026:全パ-全セ>◇29日◇富山
オリックス若月健矢捕手(30)が4回勝ち越しのダブルスチールでのホームスチール成功の内側を試合中に打ち明けた。4回先頭で中前打で出塁。続く村林のヒットで一、三塁になると、一塁ベースコーチの日本ハム新庄剛志監督(54)が左右の赤いリストバンドを肘まで上げた。滝沢夏央内野手(22)の2球目で、村林一輝内野手(28)が二盗を敢行。二塁への送球を見届けると、若月はあっさりと本塁を陥れた。若月にとっては球宴初盗塁。成功に喜んだ新庄監督も一塁から本塁方向へ、懐かしの本塁ヘッドスライディングで喜びを分かち合った。
試合途中のテレビインタビューに登場した若月は、サインについて問われると「言っていいのかなぁ。サインです。(リストバンドが)1個上がったらスチール、2個上がったらダブルスチール。決まってました。新庄監督が一塁コーチに立ったので、ここはどうしてもランナーに出ないといけないと思ってなんとか出塁できて良かったです」とあっさりと白状した。
昨年の球宴では、三塁ベースコーチの新庄監督が、電光掲示できるサングラスを着用。若月の打席で「スクイズ」の文字を表示してサインを送ったが、スクイズに失敗。「今年やっとサインを実行することができてよかったです」と笑顔を見せた。