【球宴】ソフトバンク柳田悠岐、熊本のファンに届ける特大アーチ 九州の顔として全力プレー

全パ対全セ 3回裏全パ死一、二塁、3点本塁打を放った柳田悠岐は笑顔で三塁を回る(撮影・浅見桂子)

<マイナビオールスターゲーム2026:全パ7-8全セ>◇29日◇第2戦◇富山

熊本のファンに届ける特大アーチだった。ソフトバンク柳田悠岐外野手(37)が3回に一時逆転の3ランを放った。2点を追う2死一、二塁で広島遠藤の初球外角高め直球を高々と左翼スタンドへ。「あっち(レフト)方向にいい風が吹いていたのでかち上げたいなという気持ちはありました」と狙い通りの一撃。バットは西武ネビンから借りたものだった。

全パ最年長の柳田にとってルーキー時代の11年フレッシュ球宴に出場した思い出の地。今回はプラスワン投票で3年ぶりの球宴出場。選出時は「家族旅行のキャンセル料を取り戻すために賞がほしい」と冗談を飛ばしていたが、敢闘選手賞とマイナビドリーム賞で計200万円をゲット。「うまくいきすぎたなと思いますけど、出てよかった」と喜び「お金じゃない。プライスレス。まだ野球ができていることに感謝」とプロ16年目も現役でいられることを改めてかみしめた。

前日28日には震度7の熊本地震が起きた。「びっくりしたのが一番。まだ状況を全部把握できていませんが(支援は)もちろんです」と話した。16年に熊本地震が起き、球団は「ファイト!九州」と銘打って支援活動を続けてきた。柳田も熊本での試合時やオフの復興支援イベントで被災地を訪問するなど積極的に活動を続けている。ホークスの、九州の顔として、まずは後半戦も全力でプレーする。【石橋隆雄】

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