【西武】育成4年目捕手の是沢涼輔を支配下登録へ 入団会見時には「北極星」「火縄銃」で話題に

捕手練習で笑顔を見せる西武是沢涼輔(2026年2月撮影)

西武が育成契約4年目を迎える是沢涼輔捕手(26)と支配下契約を結ぶことが30日、分かった。この日のうちに正式発表される見込み。

三重出身の是沢は健大高崎(群馬)、法大ではいずれも控え捕手だったが、強肩と人間性を高く評価されて22年育成ドラフト4位で西武入り。入団会見では「北極星のような存在になりたい」とキャッチーな言葉を残し、法大時代に送球への握り替えの遅さから「火縄銃」と呼ばれていたことを明かし、話題を呼んでいた。技術を伸ばし昨年7月末にも支配下昇格候補に挙がっていたものの、最後は選に漏れていた。

育成再契約となった今季は1軍南郷キャンプに招集され、完走したものの、オープン戦の途中から2軍再調整となっていた。ここまでファーム・リーグでは31試合に出場し、打率2割2分。ただ捕手としてのゲームメイク能力の成長は、球団内からも好評価の声が増え、フレーミング能力はチームの捕手陣でもトップクラスにある。

西武は今季の開幕は支配下契約の捕手を6人で迎え、うち龍山暖捕手(20)は3軍戦出場が多い育成段階にある。炭谷銀仁朗捕手(39)や牧野翔矢捕手(25)も開幕前にそれぞれ上半身の故障で出遅れ、捕手不足が課題の一つだった。

西武は29日には巨人若林楽人外野手(28)を金銭トレードで獲得し、支配下枠が残り「1」となっていた。是沢との正式契約締結を経て、70人の支配下選手枠が満枠となる。

◆是沢涼輔(これさわ・りょうすけ)2000年(平)4月19日、三重県いなべ市生まれ。私立の暁中から健大高崎、法大を経て、22年育成ドラフト4位で西武入り。かなりの読書家で、キャンプ終了後の宮崎空港では「このオムライスに付加価値をつけてください」や「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」などの書籍を気にしていた。177センチ、85キロ。右投げ右打ち。