ソフトバンク正木智也外野手(26)が不動のリードオフマンとしてシーズン完走を誓った。31日から後半戦がスタートする。チームは敵地・仙台で楽天3連戦。2位西武に5・5ゲーム差を付けて首位ターンを決めたチームの「V加速」に向けて正木はさらに打線をけん引し続けるつもりだ。
「シーズン最後まで1番を打ちたい。ホームランも25本は打ちたいですね」。開幕こそ出遅れたが、1軍合流から自慢の長打力を武器に好調打線の原動力となっている。今季は55試合に出場し15本塁打、38打点、打率2割9分1厘。1番打者として出塁率も3割9分2厘の高数字をマークしている。残り50試合で3試合に1本の本塁打ペースだと30発にも手が届く。
「(1軍昇格して)まさか1番を打つとは思っていなかった。自分のイメージでは5番とか6番かなと思っていたけど、打席数も多くなる1番は、出塁のこととか考えなくてはいけないので、今までとは違った意味でいい経験になっていると思うし、それが結果にもつながっていると思う」
中軸以降の打順であれば、出塁率よりもむしろ走者を返す役割が中心となるが、1番打者としての役目が自らの打撃に相乗効果を生んでいると実感している。「ホームランもそうですが、しっかり出塁してチームの勝利に貢献したい」。今季初出場で初アーチを放ったゲンのいい杜(もり)の都・仙台から勝負の後半戦がスタート。正念場の夏の陣に向け、正木が自慢のバットで号砲を響かせる。【佐竹英治】