“中継ぎ修業”の成果を披露する。日本ハム達孝太投手(22)が、後半開幕戦の31日ロッテ戦(エスコンフィールド)で、約2カ月ぶりに先発登板する。開幕から2勝6敗と白星に見放され6月16日から1カ月、リリーフ登板をしながら進化を図ってきた。先発復帰に向け、22日には2軍戦で調整登板も済ませ「先発の楽しさは全然違う。感謝の気持ちを持って投げたい」と強い口調で話した。
新庄剛志監督(54)の熱い期待を背負い、マウンドに立つ。大事なリスタートの試合を任せる上で指揮官は前半戦最終戦後に「最初に先発させるという僕の気持ちは、ものすごく伝わっているだろうし、気合は入っていると思う。大事な試合なんでね」。指揮官の思いに達自身も「気持ちは一緒」。しっかりと腕を振り、勝利で恩返しを果たす。
強い先発志向の中、リリーフに回ることへの葛藤もあったが、救援10試合12イニングに登板し、わずか1失点。短いイニングに力をつぎ込み2セーブ、5ホールドと結果も出してきた。「速いボールを投げるメカニックスはチャレンジできた。後半のピンチで抑えられる印象はあります」と、新たな経験を糧にする。
新庄監督は「達君には6回全力でいってもらって、(失点は)2点ぐらい…1点かな」とイメージも、達は「2点取られてるじゃないですか(笑い)。でも、いけるところまで。長いイニングを投げられたら」。全力を出し切った先に、新たな成長への道が、切り開かれる。【永野高輔】