【リトルシニア】日本選手権開会式で松井秀喜さんからビデオレター 選手から歓喜&どよめき

開会式で流れた松井秀喜さんからのビデオレターを、座りながら見入る選手たち(手前)

「エイジェックカップ第54回リトルシニア日本選手権大会」の開会式が7月31日、東京・神宮球場で行われた。開会式では巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さん、神宮球場を本拠地とするヤクルト池山隆寛監督からビデオレターが届き、選手たちから歓喜のどよめきが湧き上がった。

松井さんは「日本選手権大会への出場おめでとうございます。今回、ナイジェリアの子どもたちへ野球道具を届ける取り組みに、たくさんのご協力をいただきました。皆さんが大切に使っていた道具を託してくださったことに、心から感謝しています。私もアメリカでプレーした日々の中で、野球が国や言葉を超えて人をつなぐ力を持っていることを強く感じておりました。皆さんの思いが込められた道具は、きっと遠い国の子どもたちの背中を押してくれるはずです。この大会でも、1球1球を大切に、仲間とともに全力プレーをしてください。皆さんの健闘を祈っております」とメッセージを送った。

日本リトルシニア中学硬式野球協会は「ナイジェリアに野球用具を!」と題した国際支援活動を行っている。一方、松井さんは一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構(J-ABS)のエグゼクティブドリームパートナーとして現地で子どもたちに指導するなど、普及に携わっている。アフリカをつなぐ縁で、今回のビデオレターが実現した。

J-ABS代表にして、ナイジェリア代表チームの監督も務める慶大野球部OB友成晋也さん(62)は、ナイジェリアのアビオラ・シェリファット・デルーペ公使と一緒に開会式に参加。「このたびはナイジェリアの若者たちのために、皆さん野球道具をたくさん集めていただきまして、本当にありがとうございます。ナイジェリアは2億4000万人の人口を誇るアフリカ随一の大国です。大きな国なんですけれども、野球がマイナースポーツです。ですから、野球道具が買いたくても買えないんですね。ですから今回、皆さんの贈られた野球道具を、野球をやりたい子どもたちが使って、野球を楽しむことができます。本当にありがとうございます。そして、ナイジェリアは、未来のある皆さんの将来のパートナー国になる存在です。野球を通じて、ぜひ、アフリカ、ナイジェリアに関心を持っていただき、将来、皆さんとアフリカ、ナイジェリアがつながっていくように、そんな機会になればと思っております。このたびは本当にありがとうございました」と、あいさつした。

出場32チームは、8月1日から首都圏各地で、熱戦を繰り広げる。