<ヤクルト3-4阪神>◇31日◇神宮
3位ヤクルトが逆転負けを喫し、球宴後の後半戦は黒星発進となった。首位タイの阪神に敗れ、今季最大の7・5ゲーム差。池山隆寛監督(60)はソロで先制した後に1死満塁から無得点だった初回に触れ、「試合が終われば、1回1点で終わったのが少し痛かった」と振り返った。
3-0とリードして迎えた7回。丸山翔大投手(27)が1死から元山に左前打、代打森下に四球、近本に左前打で満塁のピンチを背負った。中野に右犠飛を許し2点差。佐藤に一塁ベースに打球が当たる右翼線への適時二塁打を浴び1点差とされた。かわって阪口皓亮投手(26)が登板。勢い止められず、大山に逆転の右前2点適時打を放たれた。継投失敗で逆転負け。指揮官は「(四球が絡むと)嫌な雰囲気になるし、ああいうところで一気にたたみかけるのがやはり阪神さんの強みかな」と分析した。
打線は長岡秀樹内野手(24)が右翼スタンドへ、プロ初の初回先頭打者本塁打で先制。2回は2死一、二塁から丸山和郁外野手(27)が左前適時打、公式戦では04年古田敦也以来球団22年ぶり「4番捕手」の古賀優大捕手(27)が右前適時打を放った。先発奥川恭伸投手(25)は6回4安打3四球6奪三振無失点と好投も勝ち負けつかず。池山監督は「制球を乱しているところがあったが、よく0点で6回を投げてくれた。球数がどんどん増えていって打席が回ってきたので代打を送る形になった」と説明した。
チームは7月6勝17敗で、2カ月連続負け越し。「6、7月と悪い月でしたので、なんとか8月巻き返したい」と力を込めた。
ヤクルト岩田(粘って19球目を中前打)「一番いい結果になって良かった。相手が嫌がってくれたらそれはそれでいい。ちょっとでもイライラしてくれたら意味があると思っている」
▼ヤクルト岩田が6回、19球目を打って左安打。1打席に最も球数を投げさせたのは24年9月22日矢野(広島)の22球(結果は四球)で、他に19球以上は47年11月11日松井(太陽=四球)19球、12年7月7日明石(ソフトバンク=四球)19球、13年8月24日鶴岡(DeNA=三振)19球、25年8月21日宮崎(DeNA=本塁打)20球があり、岩田が6人目。19球以上粘って安打は20球目を本塁打した宮崎に次いで2人目。