<巨人7-8DeNA>◇1日◇東京ドーム
野球の魅力、怖さが詰まった試合だった。巨人が序盤に8点を失い、勝敗は決したかと思われたが、6回にビッグイニングで1点差に。8回にも大チャンスを作って逆転ムードを漂わせるも1点届かなかった。両軍点を取り合う…という展開ではなかったが、「8-7」決着と珍しい形の「ルーズベルトゲーム」となった。
ルーキーの巨人竹丸和幸投手(24)がいきなり大量ビハインドを背負った。2回、2本の安打と四球で1死満塁のピンチを招くと、DeNA宮下に148キロ直球を捉えられた。打球は左翼バルコニー席に運ばれるグランドスラム。プロ入り後初めての満塁弾を許し、マウンドでうつむいた。
続く3回は2番牧にソロ本塁打を浴びると、その後も度会に中前2点適時打を許すなど4失点。プロ入り後最短の3回でマウンドを降り、9安打8失点はいずれもプロ入り後ワーストだった。
打線も拙攻続きでチャンスが広げられない。相手先発篠木から3回先頭、石塚が死球を受けてチーム初出塁するも、続く佐々木が二ゴロ併殺打に倒れた。4回には1死から松本がライト前へチーム初安打も二ゴロ併殺打。5回にはダルベックが先頭で四球を選ぶも、1死からキャベッジが一ゴロ併殺打に倒れて3イニング連続併殺とことごとくチャンスを逸した。
それでも6回にビッグイニングが待っていた。先頭の石塚から佐々木、代打丸、浦田、松本、泉口の驚異的な6連打で先発・篠木を引きずり下ろした。さらに手は緩めない。2死満塁から再び石塚、佐々木が連続適時打でこの回一挙7得点で1点差まで詰め寄った。
さらに8回には1死満塁のチャンスを作るも、佐々木、代打坂本がマルセリーノに空振り三振に倒れた。8点差からの逆転勝ちとなれば、91年6月21日大洋(DeNA)戦に並んで球団タイ記録だったが、わずかに及ばなかった。今カードは1勝1敗で6カード連続勝ち越しは2日の第3戦に持ち越しとなった。