阪神大竹耕太郎投手(31)が、熊本への思いも胸に腕を振る。6日DeNA戦(横浜)で今季4勝目をかけて先発予定。「チームもいい流れにありますし、そういうところをプラスに捉えて。まずは自分のピッチングを」と力を込めた。
地元熊本県では、7月28日に最大震度7の地震が起きた。帰省中だった大竹は、帰阪しようとした直前に被災。1度実家に戻り、翌日の飛行機でなんとか大阪へと戻っていた。
「通常の生活ができない、寝たいけど怖くて寝られないとか、あまり経験がなかった。今日とか昨日とかも家で普通に安心して寝られるというのが、当たり前だけど当たり前じゃなくなったらありがたく感じる。こうやって野球ができるのも同じように、当たり前にやっているような感覚になるんですけど、感謝という感情を、あらためて感じます」
被災地の大変さが分かるからこそ、言葉を選びながらマウンドへの思いを話した。「野球どころじゃないかもしれないですけど、見てもらえる人に何か伝わればいいかなと、そういう気持ちで普段通りやっていきたい」。被災地への義援金や、チャリティーイベントなど自身にできることを考えている。野球ができるありがたみを感じながら、チームの力になる。【磯綾乃】