<オリックス9-3楽天>◇3日◇東京ドーム
最下位の楽天は乱打戦の末に屈し、自力でのCS進出の可能性が消滅した。最大5点リードを守り切れず、サヨナラ負けで5連敗。序盤に3本塁打と1発攻勢を見せたが、借金は今季最多21に膨らんだ。
苦難からのスタートだった。1点を先制した直後の初回無死一、二塁。4番カーソン・マッカスカー外野手(28)がフルカウントから空振り三振を喫した。バットを止めかけたが、一塁塁審からスイングをとられ、四球を確信していた助っ人は手を上げるなど激昂。判定への侮辱行為として退場処分となった。
続く5番村林一輝内野手(28)は三飛に倒れたが、6番浅村栄斗内野手(35)が「まあまあ良かった」とバックスクリーン左に9号3ランをたたき込み、嫌なムードを断ち切った。
2回には若手の「ムネナカシ」にアベック弾が飛び出した。2年目の9番宗山塁内野手(23)が「映像見返したら厳しいコースだったんですけど、タイミング合ったので、いい打球になったかなと思う」と右中間に2号ソロ。3年目の1番中島大輔外野手(25)も「宗山に続いて打てて良かった」と2号ソロと2者連続弾でリードを5点に広げた。
しかし、追加点を奪えず、オリックスに徐々に追い上げられると、7回に2番手ジュニオル・マルテ投手(31)が宗に同点2ランを浴びた。9回は守護神の藤平尚真投手(27)が来田にサヨナラ3ランを被弾し、痛恨の逆転負けとなった。藤平は「結果がすべてなんで。次にやり返せるようにしたい」と引き締めた。