<ロッテ5-3西武>◇4日◇ZOZOマリン
ロッテ益田直也投手(36)が250セーブを達成した。
2点リードの9回から登板し、渡部を投ゴロ、外崎を左飛、岸を右飛に打ち取り、三者凡退で悲願の記録に到達。プロ野球史上5人目。パ・リーグでは25年平野(オリックス)以来2人目で、ロッテでは初の250セーブだ。
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「ピリリリリ…」
このサイレンのような音が球場に鳴り響いた瞬間、スタンドは一気に熱気を帯びる。歓声が高まり、手拍子が自然に巻き起こる。益田の登場曲で映画『ワイルド・スピード』のエンディングテーマ「Danza Kuduro」だ。
この楽曲を使い始めたのは、プロ2年目の頃から。以来、変わることなく彼の登場を告げる“勝利のテーマ”としてファンの記憶に刻まれている。
「テンションの上がる曲にしたいなと思っていたんです。映画を見ていて、『これ、いいな』と感じたのがきっかけでした」
映画のクライマックスで、チームが成功を収めた直後に流れるこの曲。その瞬間の高揚感に心を動かされたという。そして今、その曲に乗って積み重ねてきたセーブは通算250。球場に「Danza Kuduro」が鳴り響くたび、ファンは勝利の予感を感じ、そして実際に多くの試合が益田の腕で締めくくられてきた。
「ファンのみなさんにも喜んでもらえてるならうれしいですね。これからも登場曲を変えるつもりはないです」
サウンドと歓声が交差するその瞬間、球場はひとつになる。益田のマウンドには、いつもこの曲が流れている。【星夏穂】