<中日4-3ヤクルト>◇4日◇バンテリンドーム
中日が今季4度目のサヨナラ勝ちで、3位ヤクルトとのゲーム差を「5」に縮めた。
サヨナラ男の村松開人内野手(25)と、5試合ぶりに先発起用されたジェイソン・ボスラー外野手(32)が大仕事をした。
1点を追う9回1死、ボスラーがヤクルト守護神キハダの149キロ直球を完璧に捉え、この日2本目となる7号右越えソロ。土壇場で試合を振り出しに戻した。井上一樹監督(55)は「最近控えの形になっていましたけど、今日はちょっと直感でジェイソンいけるんじゃないかなと思って」と指揮官の期待に応える1発で流れを引き寄せた。
その後もキハダは制球が安定せず、中日打線はつないで2死一、三塁。一走福永が走り、なおも2死二、三塁のカウント2-2からここまで猛打賞と大当たりの村松が外角低めのスライダーを捉え、右中間へのサヨナラ打を放った。自身今季3度目のサヨナラ打。「甘い球はこないと思っていたので、冷静に追い込まれる前にしっかりまっすぐを打ちにいこう」という意識で臨み、「まっすぐ意識強めで、詰まっていいからセンターぐらい(に落ちる)イメージで」と狙い通りの一打だった。
井上は「最後、村松がなんとかしてくれるだろうと思いました。爪痕を残すような仕事をよくしてくれて、本当に頼もしい」と笑顔を見せた。
先発の大野雄大投手(37)は序盤にモンテルから2打席連続弾を浴びながらも、4回以降は無失点。7回3失点で試合を作り、降板後はアブレウ、伊藤の無失点リレーで勝利を呼び込んだ。
井上監督は「今まで大野雄大に、私たちがおんぶに抱っこじゃないですけども、すごく頼っていた部分があった。野手陣がもっと奮起して大野を助けなきゃいけないというような、そこが今日乗り移った試合でした」と振り返った。