<中日-ヤクルト>◇5日◇バンテリンドーム
プレーボール直後、中日涌井秀章投手(40)の左手首付近に打球が直撃するアクシデントが発生した。
初回、ヤクルト先頭長岡への3球目。痛烈な投手返しに素早く反応した涌井は、左手のグラブで止めようとしたが、打球はグラブのわずか上を抜け、左手首付近を直撃した。それでも冷静に処理し、投ゴロとして先頭打者を打ち取った。しかし、その直後に異変を訴え、トレーナーと山井投手コーチがマウンドへ駆け寄った。涌井は左手を握ったり開いたりしながら、治療を受けるためにベンチ裏へ。突然のアクシデントにベンチも慌ただしくなり、山井投手コーチがブルペンへ電話を入れる場面も。降板の可能性も考えられたが、数分間の治療を終えた涌井は再びグラウンドに戻ってきた。
場内は大きな拍手に包まれ、「頑張れ頑張れ涌井」のコールが響く中、再びマウンドへ。その後はサンタナを一飛、鈴木を二ゴロに打ち取り、初回を3者凡退で立ち上がった。