<DeNA11-7阪神>◇5日◇横浜
無双左腕がまさかのKOだった。阪神高橋遥人投手(30)は4回を今季ワースト6失点で降板した。
「力不足を痛感しました」
2点の援護をもらった直後の2回。DeNA先頭のエンカーナシオンに中前打を許し、続く筒香に外角148キロ直球を左翼ポール際に運ばれた。これで登板5試合連続で被本塁打。さらに、1死一塁からルーキー宮下に投じた内角直球が右翼への勝ち越し2ランに。手をひざにつき、数秒間動けなかった。
1イニング2被弾は19年9月19日ヤクルト戦(甲子園)以来7年ぶり3度目。3回には味方の失策で先頭に出塁を許し、ゴロ間に1点を失った。それでも「僕がテンポ、リズムが悪いせい。先制してもらって流れを持ってきてもらっているのを一気にひっくり返した。全部自分のせい」と一切言い訳しなかった。
2-5の4回には松尾と関根に2者連続二塁打を浴び、4点差に突き放された。今季最短の4回64球、6失点。「全部足りてないと思う。足りてなくても試合をつくれるようにしていきたい」。防御率は1・95となり、リーグトップの座を同1・86の村上に譲った。5度の手術を乗り越え、プロ9年目で初めて開幕から先発ローテーションを守ってきた。今季2敗目の反省を忘れない。【村松万里子】