【ソフトバンク】「8回の男」松本裕樹、渾身12球でM点灯 今季最速球「160キロのつもり」

ソフトバンク対日本ハム ヒーローインタビューを終え写真に納まるソフトバンク松本裕樹(撮影・林敢治)

<ソフトバンク7-5日本ハム>◇5日◇みずほペイペイドーム

「8回の男」が圧巻の投球で勝利に導いた。ソフトバンク松本裕樹投手(30)が5-5の同点の8回に登板。奈良間、レイエス、郡司を3者連続見逃し三振に切った。

渾身(こんしん)の12球だった。先頭奈良間を仕留めると、続くレイエスにはカウント1-2と追い込んで今季自己最速となる157キロの直球でバットを振らせなかった。「気持ち的には160キロのつもりで投げたんですけど、出なかったですね」。郡司も152キロのストレートで打席に釘付けにするとグラブをたたいてマウンドを降りた。直後の8回裏に野村の勝ち越し2ランが飛び出し、松本裕が4勝目をゲットした。

松本裕にとって10試合連続無失点。それでも必勝継投を守る男にとっては、当然と言った表情。「勝ちパターンで投げている以上、結果として表れているのはいいこと。勝てる試合を落とさないように期待に応えていきたい」。額には大粒の汗が光ったが、言葉は涼しげだった。同点に追いつかれながら、7回からはオスナ、松本裕、そして守護神杉山と「勝利の方程式」で締めくくった。Vマジック点灯とともに、盤石の必勝リレーでVロードを突き進む。【佐竹英治】

▼ソフトバンクに優勝マジック37が点灯した。2位以下で唯一自力Vが残っていた日本ハムは残り42試合に全勝で98勝45敗、勝率6割8分5厘。ソフトバンクは日本ハム戦に敗れても他カードで36勝すれば98勝44敗1分け、勝率6割9分で上回り、5球団の自力Vがなくなった。M対象は、残り全勝した場合に最も高い勝率6割9分3厘となる西武。ソフトバンクは西武戦以外で37勝すれば勝率6割9分7厘で上回るためにM37が出た。現日程での最短Vは30日。

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