【西武】「7・31」後も育成3年目金子功児は気持ち切らさず 2軍阪神戦でも「打破」の三塁打

酷暑の試合で声を張る西武金子(2026年7月撮影)

<ファーム・リーグ交流戦:西武2-6阪神>◇7日◇ベルーナドーム

「7・31」に吉報は届かなかったが、西武の育成3年目・金子功児内野手(22)の奮闘が続いている。

阪神2軍相手になかなかヒットが出なかった試合、7回に先頭打者として阪神湯浅の初球を右翼への三塁打にすると、「7・31」に支配下登録された是沢涼輔捕手(26)の粘っての犠飛で生還した。

「今日もスタメンで使っていただけるので。とにかく頑張るだけです」と意気込んでいた試合前の思いを体現した。ひざをうまく使ってのフォームにモデルチェンジ。7月18日の2軍昇格後は打率3割4分6厘と好結果を出している。

育成契約3年目。編成期限となる7月31日までのシーズン中の支配下昇格はかなわず、契約更改で“昇格”とならなければ、再契約の可能性もあるとはいえ、オフに戦力外通告を受けることになる。「そこは、もう」と頭の中から一度消し、試合に没頭する。

「とにかく打撃で結果を残すしかないと思うので」と自身の立ち位置を見つめてきた。苦境でも炎天下でも、声を張り上げて投手を鼓舞できる内野手だ。奮闘を伝える記事を読んだ源田壮亮内野手(33)や滝沢夏央内野手(22)が「頑張ってみたいじゃん」と“ニヤニヤ”が届くことも。

2人とは自主トレも一緒に行った。「恩返し、したいですね」。屋根のあるベルーナドームでももちろん、甲高い声が目立った。【金子真仁】