【西武】今季初安打の中村剛也「本当は前の打席で打てたら」やや“冗舌”になったある質問

西武対ソフトバンク 7回裏西武1死、中村剛也は左前打を放つ(撮影・鈴木正人)

<西武2-1ソフトバンク>◇8日◇ベルーナドーム

西武は連敗が3で止まり、1日で2位に舞い戻った。殊勲者は小島大河捕手(22)。敗色濃厚な0-1の8回2死二塁で逆転の5号2ランを放った。その小島が「あれで盛り上がったと思います」と話すのが、7回1死から出た中村剛也内野手(42)の左前打だ。ソフトバンク上茶谷のスライダーを捉え、三塁手の右横を鋭く抜いた。先制点にはつながらなかったが、夏休みど真ん中で3万人近いベルーナドームが揺れた。

当の本人は、いつも通りだった。打ったのはスライダー? と聞かれると「スライダーですね」とぼそり。前日に今季初昇格も4打席凡退。この日も5番DHで先発したが、4回までの2打席は空振り三振が続いた。カットボール、スライダーと曲がり球に空を切らされた。迎えた第3打席、修正したか問われると、ちょっと間を置いて「少し」。中身は明かさない。

そんな大砲がやや“冗舌”になったのは、安打後の歓声について聞かれたときだ。「本当は前の打席(4回2死三塁)で打てたら良かったんですけど」。24年連続安打を記録。1本の重み、声援のありがたみをしるからこその言葉だった。おかわり君の25年目シーズンが始まった。【古川真弥】

∇西武西口監督(中村剛の今季初安打に)「やっぱり打つことで雰囲気は良くなると思います。本当にベンチも盛り上がったし、みんな最後まで諦めずに戦っている結果じゃないですかね」

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