<DeNA4-3広島>◇8日◇横浜
主将の1発が4時間47分の激闘に終止符を打った。延長12回先頭。DeNA筒香嘉智内野手(34)が打席に向かった。カウント1-1から広島アドゥワの外角高めチェンジアップを捉え、左翼スタンドへ。「チームが勝てたことが一番うれしいです」。歓喜の輪の中心に、ハマの主砲の笑顔があった。
19年9月4日阪神戦(横浜)以来のサヨナラ打となった。3位のヤクルトが敗れ、引き分けでも5月14日以来のAクラス浮上だったが、白星で決めた。筒香は「接戦でも必ずものにできる力が確実についてきている」と手応えを口にした。
中盤まで2点のリードも一時は逆転を許した。1点を追う8回にはヘラル・エンカーナシオン外野手(28)が貴重な同点弾。フルカウントから高の150キロ外角高め直球を捉え、右中間席にたたき込んだ。「負けている場面で何とか同点にしたかったので、良い結果になって良かったです」。助っ人の打棒で勢いを取り戻した。「ピッチャー、野手、本当に全員で勝ち取った勝利だと思います」と筒香。総力戦で、しっかりと勝ち切った。【山本佳央】